自分の正義
もうすぐ1歳になる三男が、いよいよつかまり立ちも卒業し自分の足で立とうとしています。
もちろん、まだまだ歩くためには時間が必要ですが、自分の足で立とうとする姿はたくましくもあり、応援したくなります。
3人のボーイズのパパ、Koheiです。
正しさとは？
木村拓哉さん・二宮和也さんが主演をされている「検察側の罪人」。
やっと見ました！！
感想は・・・うーん…。
当然見た人の数だけ感想がありますが、僕は「演技はすげーって思ったけど、ストーリーがちょっとチグハグに感じた」です。
うん。
「検察」という立場ですから、当然「法律」とか「正義」といったことが題材になるわけですが、何かところどころ話が逸れてしまって、戻ってくるのかなぁと思ったらそのくだりには触れずに終わってしまうという…。
ただ、自分の正義を信じて追い求めて突き詰めていくと、ヒトはいつしか自分の正義から離れて行ってしまうんだな…という狂気のような感情に巻かれていく感覚がありました。
そもそも検察とはどういった仕事をされているのかは、検察庁のHPから。
検察官が自身でも捜査をされるということは、初めて知りました！
ただ、映画を見終わってから現実の世界に意識を戻すのが何だか大変でした。
ストーリーのスッキリしない感じなのか（言っちゃった（笑））、演者の皆さんの迫力なのか、正義とは何なのかを考えていたからか…。
で、ふと内田樹先生のブログが気になってのぞくと、たまたま「正義」についての記事を書かれていました。
映画の中にも「正義は時代とともに変わる」ってセリフが出てくるんですが、まさに今もその真っただ中にいるんだなと感じました。
親の価値観と「今」
今、毎日子供と一緒に過ごしていても感じるんです。
長男はマイペースで隙があればおどけてみせる、どちらかといえば感覚派です。
僕自身もその要素をもっている自覚はありますが、明らかに長男の方がその比率は高いです。
それをわかっていながらも、個性を活かしてあげたいと思っていながらも、自分の正義や価値観で「それはダメ」「もっとこうしなさい」と言ってしまいます。
この令和の時代を、新型コロナでこれだけ変わった世の中を生きていく人間に、昭和の親に育てられ平成の価値観で生きてきた人間が放つ言葉が、果たしてどれだけ通用するのかな…と思いながら接しています。
というようなこと考える思考型の僕（笑）
親が親としてあるべき姿というのも、きっと変わっていくと思うんですよね。
お父さんが一家の大黒柱でお風呂は1番風呂なんて、もはや古すぎるでしょ？
男は家庭よりも仕事っていう考え方も、少し古くなってきている風潮にあります。
じゃあ、これからはどんな形がスタンダードになるのか？
で、思ったことは「別にスタンダードが何であろうが自分と家族が納得すれば良い」ということ。
だから、やっぱり自分がどういう人生を送りたいのか、家族とどういう時間を過ごしたいのか、そういったことをキッチリ言語化できることが大事になるんだろうなって。
そしてそれをうっすら感じていても、どっかでブレーキがかかってる感覚もあります。
そこを見たくない、知りたくない。ある種の怖さみたいなものがね。
自分と向き合って、自分のことを知るって、とても大事だと思います。
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◆自己紹介◆
池田幸平。1983年10月3日生まれ。てんびん座のAB型。
中学生からバスケットボールをはじめ、高知大学在学時にはインカレ（全国大会）に出場。
大学在学時から大手スポーツクラブでフィットネスインストラクターのアルバイトをはじめ、グループエクササイズの楽しさに目覚める。
大学卒業後、教職かフィットネスインストラクターかで迷うも、大手スポーツクラブに入社。
その後、施設運営に携わりながら、インストラクターの養成にも携わる。
長男の誕生を期に自分の人生について考え直し、次男の誕生を期に退職。
その後、パーソナルトレーナーとして活動を始める。
現在、3人の男の子のパパであり、運動の楽しさや食事の奥深さを多くの方に感じてもらいたいと思い活動中。
