Koheiの筋トレ・栄養よもやま話

大阪の北浜を中心に活動するパーソナルトレーナーKoheiによる筋トレや栄養のお話

「ファースト・マン」にみる執着と苦悩

自粛生活3日目に突入し、普段はあまり感じることのない肩こりがひどくなってきているKoheiです。

体は正直ですね・・・。

子供たちも、かなりストレスがたまってきているような感じがします。

 

ファースト・マン
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www.nbcuni.co.jp

こちらも、昨年気になっていたど映画館へは行かなかった映画のひとつ。

今朝6時から見ました(笑)

寝起きで見るには、なかなか重たい内容でしたが、そういうのが好きな僕にはたまりませんでした。

 

そういえば、僕は小さい頃から「宇宙」とか「星」が好きでした。

そのきっかけは、小学校低学年の頃から毎年埼玉の祖父母の家に行った時に、近所の児童館にあるプラネタリウムに連れていってもらっていたからかもしれません。

そして、理科の授業は大嫌いでしたが、星座だけは楽しみでした。

小学校6年生の時、父親にお願いして連れていってもらった映画は「アポロ13」でした。


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ja.wikipedia.org

当時、父の職場が大阪(梅田)で、父の仕事終わりに連れていってくれるということで、夕方5時過ぎに1人で電車に乗って大阪駅まで行ったように記憶しています。

と、まぁそんな感じで小さい頃から宇宙モノの映画は好きでした。

 

そして、この「ファースト・マン」。

主人公は、人類で初めて月に降り立ったニール・アームストロング

この映画では、アームストロングが月に降り立つまでの内面が描かれています。

「月に初めて立ったぞ!!イェーイ!」

みたいな描写は一切ありません。

むしろ、重厚で息苦しいほどの時間が映画の開始より最後まで続きます。

当時のアメリカ・ソビエト連邦の対立等、政治的背景が多分に関与していると思うのですが、そのあたりは僕は詳しくないので、ただただ単に「この映画」の感想です。

 

個人と家族の狭間で

アームストロングが月面に降り立ったのは、アポロ11号

それまでに行われたジェミニ計画。そこから「月に人類を送り込む」というミッションに参加していたアームストロングをはじめとする宇宙飛行士達。

その中で大切な娘を病気で亡くし、同僚を飛行訓練や実際のシャトルの中で亡くしていき、それに伴い変化していくアームストロングの内面。

宇宙開発においてソビエトと追い付け追い越せで競っていたアメリカ。

NASAの宇宙開発を快く思わないアメリカ国民。

また、その宇宙飛行士たちの家族、特に妻の精神的な負担。

 

歴史的に見れば「人類初の月面に立った人」であることは変わりありませんが、その背景には1人の人間としての大きな苦悩や葛藤、それとともに「月に立つんだ」という執着とも言える固い決意。

その決意は、家族との死別ともいとわない「覚悟」へと変わっていきます。

その覚悟を、アームストロングの妻は感じてはいるものの納得はできません。

アポロ11号搭乗のために出発する前夜。

ずっと押し殺してきた感情を夫(アームストロング)にぶちまけるシーンは、見ているこちらの息が止まるほどの緊張感が伝わってきます。

・夫の死を恐れる恐怖。

・夫に子供たちにとって、父としての務めを果たしてほしいという願い。

それは、もし万が一、夫が地球に帰ってこれなかった時、自分が子供たちを育てていかなければならないという母としての覚悟と、その夫の死を受け入れることができないであろう妻としての恐怖。

なんとも言えない感情のやりとりが続きます。

そんな重たい感情のやり取りに反して、映像は大変綺麗で随所に散りばめられている音楽は、その重苦しい感情でさえも言葉を介さず雄弁に物語を語ってくれます。

はからずも、今の新型コロナによって自分の意思とは裏腹に自由を制限されている現状と重ねてみてしまいます。

いつだって「こうなりたい」という理想を追い求めます。

けど、自分のチカラだけでどうにもならないこともあるし、むしろそんな事の方が多いわけです、

それを「運命に翻弄される」なんて言うかもしれませんが、それこそが生まれながらに与えられた運命なんじゃないかなと。

それを前向きに乗り越えるか、沈んでいくかは自分次第です。

今、世の中はネガティブな空気でいっぱいです。

でも、ヒトはそうやっていつでも困難を乗り越えてきたはずです。

その裏に、犠牲になったヒトがいることは事実ですが。

そうであれば、前向きに生きていきたいなと思わせてくれた映画でした。

 

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◆自己紹介◆

池田幸平。1983年10月3日生まれ。てんびん座のAB型。

中学生からバスケットボールをはじめ、高知大学在学時にはインカレ(全国大会)に出場。

大学在学時から大手スポーツクラブでフィットネスインストラクターのアルバイトをはじめ、グループエクササイズの楽しさに目覚める。

大学卒業後、教職かフィットネスインストラクターかで迷うも、大手スポーツクラブに入社。

その後、施設運営に携わりながら、インストラクターの養成にも携わる。

長男の誕生を期に自分の人生について考え直し、次男の誕生を期に退職。

その後、パーソナルトレーナーとして活動を始める。

現在、3人の男の子のパパであり、運動の楽しさや食事の奥深さを多くの方に感じてもらいたいと思い活動中。