Koheiの筋トレ・栄養よもやま話

大阪の北浜を中心に活動するパーソナルトレーナーKoheiによる筋トレや栄養のお話

「ちくわ」が使える!!

今朝も無事に子供たちを保育園に送り届けてきたKoheiです。

保育園の人事異動の貼り紙がされていて、そんな時期かーなんて思いました。

桜もチラホラ咲いてますし、いよいよ冬も終わりですね。 

▼練り物▼

僕の父は「練り物」が好きなんですが、練り物は練り物でも和菓子の「練り物」ではなく、魚のすり身から作られた「練り物」です。

いわゆる和菓子の練り物で「練り切り」と呼ばれる物は、こんな物です。

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 京都のお茶屋さんでいただけそうなイメージですね(笑)

 

一方、魚のすり身で作られた練り物は、いわゆる「ちくわ」「かまぼこ」「はんぺん」「さつま揚げ」などです。

↓↓ 

 おかずにもなるし、お酒のアテにもなりますね(笑)

魚のすり身を焼いたら「ちくわ」。

蒸したら「かまぼこ」。

茹でると「はんぺん」。

揚げると「さつま揚げ」になります。

 

▼日本人の栄養低下▼

ここで、日本人のタンパク質摂取量について知っておきたいと思います。

国立健康・栄養研究所というところからの発表です。

・1995年の男性のタンパク質摂取量:89.5g/日

・2017年の男性のタンパク質摂取量:75.3g/日

・1995年の女性のタンパク質摂取量:74.3g/日

・2017年の女性のタンパク質摂取量:64.3g/日

ソースはこちら→https://www.nibiohn.go.jp/eiken/kenkounippon21/eiyouchousa/keinen_henka_eiyou.html

やれ糖質制限だ、サラダチキンだ、なんだかんだと言われて久しいですが、数字を見れば日本人のタンパク質摂取量はこの12年間で1日あたり約10~15g減っています。

これは結構大きな問題です。

身体と心(メンタル)、両方にタンパク質は密接に関係しているからです。

タンパク質は、決して筋トレをする人のための栄養素ではありません。

 

▼タンパク質の役割▼

・筋肉を作る材料になる

→筋トレをする人のみならず、高齢者の転倒予防や、子供の成長に欠かせません。もちろん心臓や内臓も筋肉です。

・髪や皮膚・爪の材料になる

→コラーゲンはタンパク質の一種。体内のタンパク質の30%がコラーゲンとして蓄えられています。また、肌の「ハリ」のための保水機能にもタンパク質が重要です。

ちなみにコラーゲンドリンクを摂っても肌がプルプルになることはありません。

・疲れやすい・寝ても回復しない

→抗酸化作用のある「ペプチド」。これはタンパク質が分解されたものです。

・むくみ

→体内での水分代謝が上手くいっていなく、血中タンパクの「アルブミン」が不足している

・精神的に不安定・不眠

感情を左右する様々な神経伝達物質の材料になります。心を落ち着かせる「セロトニン」。ストレスを和らげるといわれる「GABA」など。

入眠をスムーズにする「グリシン」は交感神経(興奮作用)を抑える働きがあります。

これらの材料はタンパク質です。

 

これらはタンパク質の働きの一例ですが、何となく日常生活に密接に関係して、決して筋トレや運動をする人のための栄養素ではないということがわかると思います。

もちろん、摂取したタンパク質を消化・吸収し利用できなければいけませんから、闇雲にタンパク質だけを摂れば良いというわけではありません。

体内では色々な栄養素が支えあって働いていますので、いわゆる「バランス」が大切です。

が、それらも体内を巡るためにタンパク質が必要なんですね。

 

タンパク質についてもっと知りたい方は、こちらの本をご一読ください! 

 ▼で、練り物です▼

・日本人のタンパク質摂取量は減っている。

・タンパク質は、どうも体調を整えるために必要らしい。

・高価なシャンプーやトリートメント、化粧品も良いけど、髪の毛のハリや肌のためにもタンパク質は大切らしい。

 

でも、料理をするのはめんどくさい。

 

そんな方に、おススメなのが練り物です!!!!

やっとでてきた・・・。


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スーパーでも色んな種類が売られています。

今まであまり気にしていなかったんですが、「そういやどれくらいタンパク質が入ってるんだろ?」と思って、スーパーで手にとって栄養成分を見てみると・・・

たんぱく源としてメチャクチャいけてるやつでした!!!

また適度に糖質も入っているので補食にも最高です!!
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今までなんで気づかなかったんだろう・・・と思うほど。

つまり、このちくわ3本でタンパク質が約22g摂ることができます。

しかも低脂質!!

最低でも1日に自分の体重分のグラムは摂りたいところ。

体重60kgの方でしたら60gということですね。

そう考えれば、食事の際に1本足すとか、小腹がすいた時に1本つまむとか、色んなタイミングで使えます。

調理は不要、味もついている、袋をあけても冷蔵庫にいれておけば保存がきく・・・等、ちくわがいかに便利な食材かがわかりますよね!!

ぜひ、ちくわ生活、始めませんか?

 

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池田幸平(Ikeda_Kohei)

NSCA-CPT(パーソナルトレーナー

中高保健体育教員免許

always.enjoy.ky@gmail.com

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