Koheiの筋トレ・栄養よもやま話

大阪の北浜を中心に活動するパーソナルトレーナーKoheiによる筋トレや栄養のお話

自分のことをわかってあげる

少しずつ花粉症の症状がでてきたKoheiです。

喉がムズムズするのと目がかゆい・・・。

 

自分の内側

さて。

昨日、久しぶりに「手帳タイム」をとりました。

僕は「CIITA手帳」という手帳を使っているのですが、その手帳にも「1週間に1回は自分のために時間をとって、自分のことを見つめなおしましょう」というのがあるんです。

が、どうも自分のことは後回し・先送りにしてしまい、2月は1回も手帳タイムをとりませんでした。

 

ここ最近、色々と思うことがあって。

・自分のやりたいこと・なりたい自分って思ってるのが、本当に心底そう思ってるのかな?

・今のままでいいのかな?

と、自分に対して疑心暗鬼になるというか、迷うというか、そんな気持ちが大きくなってきたり、やたらと周りの人がすごく見えたりしていて、こりゃいかんということでトレーニングをしようと思っていた時間を、手帳タイムに変更しました。

 

とにかく書いてみる

スタジオでやってもよかったんですが、どうも仕事場で手帳タイムをとるのが嫌なので、スタジオ近くのドトールへ。
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手帳を開き、「よし」と真っ白なページに向かいます。

自分の中にあるものをとにかく書くだけです。

何を感じ、何を思い、自分の頭の中に浮かぶことを書くだけです。

でも、頭の中には何か言葉が浮かんでるはずなんですが、指が動きません。。。

「こりゃ重症だな」と我ながら笑えました(笑)

後から気づくんですが、「自分に対してカッコつけてる」し「自分が自分に対してネガティブな感情を抱いていることをいけないことだ」って信じているし、そんな自分だと嫌われてしまうんじゃないかって、根っこには「嫌われることが怖い」という気持ちがとても大きく張っていました。

そんな気持ちに気づいたのは、全くペンが動かない中「自分にかっこつけてもしゃーないやん」という思いでノートに向かい、最初の1文字を書くと、まぁペンが止まりません(笑)

でるわでるわ「怖い」のオンパレード(笑)

新型コロナにかかる気は一切しないし全く怖くないんですが。

・とにかく何でも1番じゃなきゃダメ

・とにかく何でも1人でやらなきゃダメ

・とにかく自分が周りより何でもできなきゃダメ

どうやらそんな気持ちが奥の方に眠っているようです。

それらの感情はだいぶ解消されてきたと思ってましたが、まだまだ根強く残ってました。

で、またそこから書くんです。

「それほんまなん?」

と。

 

自分を客観視する

小さい頃から運動が大好きで、部活もバリバリやってきました。

身体を動かすことが好き、人に何かを教えることが好き。

それが高じて今は運動指導を仕事にしています。

小さい頃から野球が大好きで、中学生になったら野球部に入るつもりでした。

でも入学した中学校には野球部がなく、そこそこ足は速かったので消去法で陸上部に入りました。

が、中学1年の冬に「駅伝大会に出る人数が足りないから出なさい」と言われて、それが嫌で退部し、そこそこ身長もあったので小学生の頃にはダサいとすら思っていたバスケ部に入りました。

陸上部をやめた理由は駅伝大会だとずっと思ってましたが、たぶん違うなって。

自分より足が速い人がいることやいくら練習をしてもタイムが伸びない自分を受け入れられなかったんだと思います。

そんなこと中学に入れば当たり前だし、思い上がりも甚だしいんですが、小学生の頃に足が速いことでヒーローだった僕は(笑)、それを隠す理由に「駅伝大会」が好都合だったんだと思います。

さらに。

大学では体育の教員免許をとるためにスポーツ専攻の学科に進学しました。

そこでも当然バスケ部に所属します。

そして1年生の冬にはスタメンで試合に出るようになりインカレにも出場しました。

当時7年連続でインカレに出場していて、2年生の冬には8年ぶりにインカレ出場を逃しました。

その時、1年生の夏から始めたスポーツクラブでのアルバイトがだんだん楽しくなってきたり、バスケは自分が上達していっている感じがあまりありませんでした。

そして3年生にあがる頃、新チームのキャプテンに任命されます。

その新チーム始動の前夜、母から電話がかかってきました。

「お父さんが倒れた」

と。

僕は実家から離れて一人暮らしをさせてもらっていましたから、大学自体は国立でしたが自宅から私立に通うくらいのお金はかかっていました。

で、新チーム最初の練習日、チームメイトが集まった練習のしょっぱなに「親が倒れてお金が必要なので部をやめます」と言いました。

今でもその時の光景はハッキリと覚えています。

チームメイトには自分勝手なことをしたなと申し訳ない気持ちが未だにあります。

ただ、退部の理由はきっとお金じゃなくて、スポーツ専攻の学科のくせに部内で1番上手いわけじゃなく、キャプテンのくせにたいしてシュートを決めれるわけでもなく、結局プレイヤーとしてもキャプテンとしてもちゃんとできないことが怖かったんじゃないかと思います。

これも思い上がり甚だしく、そりゃ大学の体育会の部活ともなればそれなりに一生懸命やっている人たちばかりですし、ましてや全国に目を向ければ地方の国立大生が太刀打ちできるほど甘いもんじゃありません。

 

ずっと自分が1番じゃなきゃっていう気持ちを握りしめて、1番になれないって思うとみんなに嫌われちゃうんじゃないかと思ってその状況から逃げてきたんだなって。

どんだけ自信過剰なんだよと思いますし、自分のことを神様レベルで何でもできなきゃ自分に価値がないと思ってきているようです。

お恥ずかしい。。。。

 

別にそんなことないし、今でも自分のことを信用してトレーニングに来てくれる方達はいるし、自分を大切にしてくれる家族がいるし、全部全部思い込みで、自分の妄想で、自分がそうやって見てきただけなんだって気づいた手帳タイムでした。

 

受け入れる

・ダメな自分も受け入れよう

・そのままのあなたで素晴らしい

・あなたはあなたのままで

こういったことはよく聞くし、確かに大事なんだけど、めちゃくちゃ勇気がいりますね。

こうやってブログでさらすことも怖いけど、別に世の中はそれほど僕のことを気にしちゃいない(笑)

っていうか、たぶん僕のことを知ってる人しか読んでないと思うし。

もう何十年と大事に握ってきた自分の気持ちだから、そうしないと嫌われちゃうって怖かったから、そう信じてきたからそうやって周りを見てきたけど、何かそれももういいよねーって。

やっぱ、たまには自分の気持ちを自分がわかってあげるための時間が大切だなぁと思ったのでした。

 

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大阪市内(梅田・北浜周辺)を中心にパーソナルトレーニングや栄養指導を行っています。

🐴池田幸平

📩お問い合わせ:always.enjoy.ky@gmail.com