寝たきりによる筋力低下
子供たちがポケモンにはまっていて、その名前をしりとりにした歌を聞かされても英語の歌を聴いているように、まったく言葉が頭に入ってこないKoheiです。
【公式】「ポケモンしりとり(ピカチュウ→ミュウVer.)」 アニメ「ポケットモンスター」エンディングテーマ
寝たきりによる筋力低下について
「ベッドレスト」という寝たきりによって筋力低下がどれくらい起こるのか、またそれを防ぐためにはどのようなトレーニングが有効なのかといったことを調べた実験があります。
こちらは東京大学で行われた実験結果の論文です。
短期間の寝たきり生活は青年の筋特性にどのような変化を引き起こすか | 産学連携情報提供支援データベース
〇実験内容〇
・対象:18~28歳の男性
・期間:20日間
・筋力を測定する部位:太ももの表側
・実験方法:3つのグループにて異なるトレーニングを実施
①片足だけ膝の曲げ伸ばし運動を行う(等速性筋収縮による膝関節伸展)
②両膝を全力で伸ばそうとしてキープする(股関節70°、膝関節90°での最大努力等尺性筋収縮)
③寝るだけでトレーニングをしない
〇実験結果〇
上記3つのそれぞれのグループの結果です。
①両足ともに実験前より筋肉の横断面積は小さくなった。
トレーニングをしなかった足がトレーニングを実施した足の2倍ほど筋肉の横断面積が減少した。
②実験前と比較して、筋肉の横断面積は減少傾向にはあるが、有意な差はなかった
③実験前より筋肉の横断面積は8%減少した
〇考察〇
下記、論文より引用です。
トレーニング動作が単一の関節角度における静的運動(第2群)でも、種々の速度を用いた動的な運動(第1群)と同様もしくはそれ以上の効果をもつことがわかった
つまり、急に体を動かさなくなると筋量も筋力も低下が起こる。それを防ぐために、静的トレーニングも有効であるということ。
筋力低下により起こり得ること
筋肉や神経にこのような病気がなくても、筋肉は使わなければ痩せてきます(廃用性筋萎縮)。また、全身の筋肉の量は加齢とともに減少していきますが、この現象はサルコペニアといわれ、高齢者におけるフレイル(虚弱)の重要な要因で、寝たきり状態になる重大な危険因子です。サルコペニアを予防するためには、運動と栄養摂取が重要です。
テレワークやリモートワークで通勤がなくなり歩く機会が減っていたり、もちろん外出そのものの機会が減っている今、寝たきりまではいかなくても座っている時間が長くなりがちです。
また、もしかしたら食事もご飯や麺類、パン類等の炭水化物の摂取量が増えている方も多いかもしれません。
筋肉をつくる大切な材料はタンパク質です。
筋肉は、いわゆる見た目をつくる「骨格筋」のみならず、心臓も内臓も筋肉です。
さらに、睡眠や感情を司るホルモンでさえも、その材料はタンパク質です。
お肉・魚・卵・豆類のうち1種類で良いので、毎食摂りましょう!
GWが明けて外に出られるようになった時に、アクティブに動ける体でいられるように!
せっかく外出ができるようになっても、少し歩いただけで息がきれる…。
階段の上り下りが今までに比べて、やたらしんどい…。
どうも睡眠が浅くて、たいして動いていないのに疲れが抜けない…。
なんてことになってしまうと、新型コロナは避けられても他の病気やケガの元です。
食料品の買い出しに行く時には、レトルト食品のコーナーも良いですが、ぜひタンパク源も購入するようにしてみてください!!
【お問い合わせ】
お問い合わせは、こちらよりお願いいたします。
◆トレーニング指導◆
●運動初心者向けのTRXや、市民アスリートの方へのViPRを使ったファンクショナルトレーニング。
●基礎体力向上やダイエットのための筋力トレーニング。
小スペース・短時間で体脂肪を消費するエクササイズ→こちら
大阪市内(北浜・堺筋本町・梅田)のスタジオや、神戸~大阪市内まで出張指導も承ります。
◆食事指導◆
●「糖質制限」「MEC食」等、様々な食事方法を試してみたけれどダイエットが上手くいかない方
●特に病院に行くほどでもないけれど、何だか体調が優れない方
それはもしかすると、あなたにとって必要な栄養素が足りていないのかもしれません。
一度、普段の食生活を見直してみませんか?
大阪市内のスタジオで承ります。
◆利用スタジオ◆
トレーニング指導・食事指導ともに、大阪市内を中心に展開する「ファーストクラストレーナーズ」のスタジオを利用します。
それ以外の場所をご希望の場合も、お気軽にご相談ください。
◆自己紹介◆
池田幸平。1983年10月3日生まれ。てんびん座のAB型。
中学生からバスケットボールをはじめ、高知大学在学時にはインカレ(全国大会)に出場。
大学在学時から大手スポーツクラブでフィットネスインストラクターのアルバイトをはじめ、グループエクササイズの楽しさに目覚める。
大学卒業後、教職かフィットネスインストラクターかで迷うも、大手スポーツクラブに入社。
その後、施設運営に携わりながら、インストラクターの養成にも携わる。
31歳になり、次男の出産を期に退職し、パーソナルトレーナーとして活動を始める。
現在、3人の男の子のパパであり、運動の楽しさや食事の奥深さを多くの方に感じてもらいたいと思い活動中。